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スポジューメンの名前は、「燃え尽きて灰になった」という意味のギリシア語に由来しています。
日本名では「黝輝石(ゆうきせき)」または、「リチア輝石」といいます。
「黝」というのは、黒ずんだ、青黒い、という意味ですが、常用外の漢字であるために、「リチウムを含んだ輝石」という意味で、「リチア輝石」と呼ばれるようになりました。
この名前からもよくわかるとおり、スポジューメンはもともと資源として採掘されていた鉱石であり、宝石として扱われるような石ではありませんでしたが、世界各地で透明な宝石質のものが発見され、紫からピンクの色合いのものは「クンツァイト」、緑色のものは「ヒデナイト」と呼ばれるようになりました。
クンツァイトの名前は、はじめてその鑑定をおこなった、アメリカの宝石学者、クンツ博士に由来しています。クンツ博士はティファニー宝石店の宝石顧問としても有名です。
緑色のヒデナイトは、やはり発見者である鉱物学者の名前に由来しています。ヒデナイトは非常に産出の少ない、希少中の希少宝石であるため、一般に、宝石質のスポジューメンといえば、クンツァイトのことを指します。



