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フローライト

フローライトの工芸品

フローライトはいくつもの独特の性質を持っているため、古くから工業用の素材としてよく用いられてきましたが、あまりにもうつくしい色彩と結晶形から、観賞用の石としても広く愛好されています。


硬度が低く、劈開が強いことから、ジュエリーの素材には向きませんが、彫刻や瓶など、すばらしい工芸品の材料となっています。


特に西洋で人気があるのは、「ブルージョン」と呼ばれる、紫、白、黄色の層を成して産するフローライトの彫刻品です。


ビクトリア調時代にさかんに作られ、博物館などではお馴染みのものですが、たいへん残念なことに、鉱脈が尽きてしまいました。


石材の彫刻が大好きな中国では、18世紀ごろからフローライトの彫刻が流行しはじめ、現在でも高い人気を保ち続けています。

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