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クロコアイト

クロムの色彩

「クロコアイト」から発見されたから、「クロム」と想像しがちですが、実は名前の由来はまったく違います。

金属元素のクロムは、ギリシャ語の「色彩」という単語にちなんでつけられた名前です。

クロムが、なぜ「色彩」と名づけられたのか。この元素の化合物が、さまざまな色彩を生み出すからです。

ルビーのはっとするほどに美しい赤色や、エメラルドの見事な緑色の発色原因がクロムであることを突き止めたのも、ヴォークラン博士の功績です。

ファン・ゴッホが「ひまわり」で使用した絵の具は、「クロムイエロー」と「クロムグリーン」。

もしもクロムがなかったら、「ひまわり」はあれほどの傑作にはならなかったかもしれません。

ヴォークラン博士はクロムの発見の翌年に、ベリル(緑柱石・りょくちゅうせき)の中からベリリウムという金属元素も発見しています。

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