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アラゴナイト

中東欧のアラゴナイト

アラゴナイトは実にさまざまな要因で生成されるために、世界各地から採掘されますが、中でも中東欧のチェコ共和国周辺に主要な産地が集中しています。


世界有数の温泉地として名高いカルロヴィ・ヴァリからは、見事な魚卵状のアラゴナイトが産出します。砂粒を核として炭酸カルシウムが取り巻いて形成したもので、切断すると年輪状の模様が観察できます。ばらばらの粒状で産することもあれば、互いに密着した形で採れることもあります。


アラゴナイトは硬度が低く、通常は宝石としてカットされることはまずありませんが、チェコのビーリナ産の透明質のものは、唯一加工に耐えられる硬度を持ち、宝石として扱われます。


また、スロバキアでは、最長で20cmもある、世界一のアラゴナイトの結晶群が見られます。


オーストリアでは、「鉄の花」と呼ばれる、たいへん美しい樹枝状の結晶が採掘され、鉱物コレクターたちの目を楽しませてくれます。

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