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アナテース

アナテースの形と色

アナテースは日本名を「鋭錐石(えいすいせき)」と言います。

英名のアナテースは、ギリシア語の「引き伸ばす」という言葉に由来していて、「正八面体を一方向に引き伸ばしたような形だから」という理由で付けられた名前だと言います。

こうした名前から想像ができるように、アナテースは両端が鋭く尖った錐形の結晶型をしています。

結晶軸に沿って、一方向に割れやすい性質を持ち(劈開)、割れ口は美しい貝殻状です。

色は一見すると黒色ですが、注意深く目を凝らして見ると、金属光沢を有した、透明な青色をしているのがわかります。まれに赤褐色のものもあります。

北欧やロシアでよく採れる、大きなクリスタルの上に、ちょこんとアナテースが座った美しい透明青色の標本は特に人気があります。

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