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アンバー

太古からの贈り物・アンバー

「アンバー」という名称よりも、日本人にとってはやはり、「琥珀(こはく)」という名前のほうが馴染み深いことでしょう。


アンバーは宝石のひとつに数えられますが、鉱石ではなく、数千万年から数億年前の樹脂が地中に埋もれて化石となったものです。珊瑚や真珠、鼈甲(べっこう)など、一部の動物由来のものを除くと、宝石のほとんどが鉱石で、アンバーのような植物由来のものは非常に珍しい存在です。


アンバーの内部には、しばしば昆虫や植物の葉が混入しています。昆虫が封じ込められたものは「虫入り琥珀」と呼ばれ、見た目におもしろいばかりでなく、学術的にも非常に価値の高いものです。


アンバーは太古から現代に贈られた、タイムカプセルなのです。

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