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アクチノライト

中国のアクチノライト

古代中国では、アクチノライトは「陽起石(ようきせき)」と呼ばれ、生殖器周辺の病に効く漢方薬として服用されていました。

かつては日本でもこの名前が使われていましたが、今ではほとんど使われていません。「緑閃石」のほうが角閃石の仲間であることが判りやすいためではないかと思われます。

アスベストの毒性が明らかになった現在では、もちろん直接の服用は禁止されています。しかし、子宝のお守りとしての人気は衰えていません。

わざわざ本場の中国まで出向いて買い求める人が後を絶たないと言いますから、陽起石への期待は大きいのでしょう。

後世に命を繋ぐという行為は、生きとし生けるものすべての根源的な欲望です。

アクチノライトは長い長い生命の歴史を見守ってきた石なのです。

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